4月で平成が終わり、5月から令和が始まりました。実はATOK(ATOK for Windows 一太郎2019 Limited)は、新元号も一発で変換できます。
たとえば、「きょう」と入力して変換すると、変換候補に「→令和元年5月17日(金)≪今日の日付≫」のように日付が表示され、一発で変換できます。
ちなみに、「きょねん」を変換すると、「平成30年」と変換候補が表示され、「らいねん」を変換すると「令和2年」と表示されます。
なお、新元号の変換には、アップデートプログラムのダウンロードが必要です。パソコンがインターネットに常時接続の状態なら、「JUSTオンラインアップデート」でプログラムの配信を定期的にチェックし、ポップアップ表示で知らせてくれます。
もしまだアップデートできていないという場合は、次の手順でアップデートできます。
●JUSTオンラインアップデートを行う(Windows 10の場合)
①Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、アプリ一覧から[JUSTオンラインアップデート-JUSTオンラインアップデート]を選択します。
②アップデートモジュールなどの一覧が表示されます。インストールするモジュールのチェックをオンにして[ダウンロードして実行]をクリックします。画面に従って、User IDやパスワードを入力し、インストールします。
●元号と西暦を併記した表記にも変換できる
ATOKのプロパティの設定を変更して、元号と西暦を併記した変換もできるようにしましょう。
①通知領域の「あ」を右クリックして、[ATOKメニュー]を選択します。
②表示されるATOKメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
③[設定項目]の[変換補助]の[日付]を選択します。[表示する日付の形式]に、「きょう」などのキーワードから変換できる候補が表示されています。[追加]をクリックします。
④[日付]をクリックして、リストから目的の形式(元号と西暦を併記した形式)を選択します。
⑤[OK]をクリックして[日付形式の追加]ダイアログを閉じ、さらに[OK]をクリックして[ATOKプロパティ]ダイアログを閉じます。これで、設定は完了です。
●「きょう」や「あす」と入力して変換してみよう
①「あす」と読みを入力します。
②[スペース]キーを押して候補ウィンドウを開くと、先ほど追加した形式も変換候補として表示されます。[スペース]キーを押して選択します。
③[Enter]キーを押して確定します。元号と西暦を併記した明日の日付を、簡単に入力できました。
キーワードからではなく、「2019ねん5がつ17にち」のように入力しても、元号の日付に変換できます。
①「2019ねん5がつ17にち」と、年月日の読みを入力します。
②[スペース]キーを押すと、日付の推測候補が表示されます。
③[Tab]キーを押して、候補を選択します。
④[Enter]キーを押して確定します。新元号入りの日付を入力できます。
「西暦○年は元号の何だっけ?」と迷ったときでも、ATOKなら正確に素早く入力できます。
・「2019ねん4がつ24か」と入力して変換 → 元号は「平成」
・「1984ねん9がつ15にち」と入力して変換 → 元号は「昭和」
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